『246』沢木耕太郎
あの『深夜特急』『血の味』を書いている時期の日記。どこかで読んだエピソードも多いけど、沢木耕太郎についてはもう内容じゃなくてその語り口だけで満足。
『完璧な夏の日』ラヴィ・ティドハー
面白いSFが読みたい!というわけで評判のを。
読み始めてすぐ脳汁噴出。これ『X-MENファースト・ジェネレーション』とか『ウォッチメン』とか、そういうアレじゃん!で、文体はフィリッブ・マーロウ的な翻訳ハードボイルド調じゃん!で、男2女1の一番いいシチュエーションじゃん!つまりその手の人にはたまらない傑作。
『やってみたら、こうだった 』本橋信宏
芝居を観に来てくれて父からの差入れ。人妻風俗やらデリヘルやらヘルスやらの体験記なのだが、もうその抑制と優しさを併せ持った文章が素晴らし過ぎて脱帽。いや、ちょっと今のところ今年ナンバーワン候補。
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